シャンプー

こんにちは、こんばんは。ゆうちゃんです。。

今日はシャンプーについて。

シャンプーとは、汚れを落とすもの。

毎日の習慣なので、美髪を育むために髪や頭皮に合ったシャンプー選びが重要。

・シャンプーの目的

 シャンプーの主な目的は、頭皮や髪に付着している汗・皮脂・スタイリング剤などの汚れを落とすこと。

 毛穴にたまった汚れをそのままにしておくと、酸化し臭いの原因になったり、抜毛の原因になることがあります。

  ※ただし、洗いすぎは必要な皮脂まで落としてしまい乾燥の原因や、皮脂の過剰分泌をおこしてしまうこともあるので注意。

 また、髪表面に汚れやシリコン等が蓄積するとトリートメントなどの薬剤が髪に作用しにくくなってしまうので、

 日々のシャンプーで汚れを落とすことが重要です。

・シャンプーの仕組み

 シャンプーは汚れを落とす洗浄成分だけでなく、水、髪を守る成分や補修成分、香料や変質を防ぐ成分等が入っています。

 水では落としきれない皮脂やスタイリング剤などの油分はシャンプー剤に含まれる洗浄成分(界面活性剤)で浮かせて落とします。

 ◎洗浄成分(界面活性剤の特徴

  よくシャンプー解析サイト等で取り上げられる界面活性剤。

  種類もいろいろあり、それぞれに泡立ちや洗浄力、頭皮への刺激が異なります。

  ◦アミノ酸系

   保護効果が高い。しっとりとした仕上り。泡立ちが弱いため他の界面活性剤と併用されることが多い。

   ⇒ココイルグルタミン酸TEA、ラウロイルメチルアラニンNa 等

  ◦酸性石鹸系

   低刺激。環境負荷が低い。泡立ち、洗浄力は良好。さっぱりとした仕上り。

   ⇒ラウレス-4カルボン酸Na 等

  ◦タウリン系

   低刺激。泡立ち、洗浄力は良好。やわらかな仕上がり。

   ⇒カプロイルメチルタウリンNa、ココイルメチルタウリンNa 等

  ◦スルホコハク酸系

   泡立ち、洗浄力はやや弱い。目などへの刺激が少ないためベビーシャンプーに使用されることもある。

   むるつきが少ない。しっとりとした仕上り。

   ⇒スルホコハク酸(C12-14)パレス2Na 等

◦脂肪酸アミド系

   泡立ち、洗浄力は良好。低刺激。洗い上りはきしみやすい。

⇒PEG-3ヤシ脂肪酸アミドMEA硫酸Na 等

◦石油系

泡立ち、洗浄力は強い。刺激性も強め。洗い上りはきしみやすい。

   洗い上りをなめらかにするため他の界面活性剤と併用されることが多い。

   ⇒ラウリル硫酸Na、ラウレス硫酸TEA 等

以上が主な洗浄成分です。

そこに、各メーカーさんがコンセプトに合わせた香料や防腐剤(パラベン等)、補修成分(加水分解ケラチン、コラーゲン、シルク等)、保湿成分が入っています。

頭皮の状態や髪のダメージによって選んでもらえればいいかと思います。

・市販品とサロン専売品の違い

市販品とサロン専売品のシャンプーは何が違うのでしょうか?

目的や性質、メリットやデメリットについて書いていこうと思います。

◦サロン専売品

洗浄力がマイルドで髪にダメージが少ない。

しっかりとした洗い上がり。

カラーやパーマのもちUP。

髪質、悩みに合わせて選べる。

効果の高い成分が入っている。

美容師と相談しながら自分にあった物を選んでもらえる。

といったところでしょうか。。

特徴としては髪に負担が少なくカラーやパーマのもちがいいので長くヘアスタイルを楽しめるところ。

内容成分も高価なものが入っているので、補修効果が高くキレイな髪が保てます。

悩みや髪質によって自分に合うシャンプーを担当の美容師が選んでくれるのも魅力の1つだと思います。

デメリットとしては、

価格が高い。

合わなかった場合失敗する事も。

各メーカーのこだわりで贅沢な補修成分が入っているため価格が高めです。

そのため継続して使うのが難しかったり、使い始めるのに少し勇気がいります。

ふんわり仕上げたいヘアスタイルの時にしっとり系のシャンプーを選んでしまった場合思い通りのヘアスタイルになりにくい場合もあったりとシャンプー選びは重要になります。

◦市販品

泡立ちがいい

洗浄力が強い

指通りがいい

価格が安い

などが特徴としてあげられます。

市販品は使い心地の良さを重視する傾向があるため、指通りが良く泡も立ちやすく作られている物が多いです。

ベタつき等も抑えるため洗浄力も強めです。

1度の使用でもさっぱりとした洗い上がりや指通りが良くなったと感じやすいようになっています。

デメリットとしては、

カラーやパーマが落ちやすい。

洗浄力が強く傷みやすい。

傷みをごまかすためにしっかりとコーティングされる場合がある。

補修効果が少ない

頭皮への刺激が強い

脂分をとりすぎる物はフケや痒みに繋がりやすい。

比較的購入しやすい価格のものが多く、香りにこだわっている物も多いのが市販品の魅力かと思います。

価格を抑える分安価な原材料を使う事が多いため補修や刺激の面で頭皮や髪に負担がかかる事もあるので、少しでも負担を減らせる物を選びたいですね。

・シリコンは悪?

シリコン入りのシャンプーはよくない。

ノンシリコンシャンプーがいいです。

少し前までよく言われていた事ですが、ほんとうにシリコンは悪いものなのでしょうか?

シリコンが悪いならなぜシリコン入りシャンプーがあるのでしょうか?

◦シリコンとは?

一言で言うと手触りを良くするコーティング剤。

少し詳しく説明すると、ケイ素を含む人工化合物のコーティング剤です。

「ジメチコン」、「シクロメチコン」、「シロキシ」、「メチコン」等がよく成分表示に書かれていると思います。

人体には影響が少ないため、シャンプー以外にもトリートメントやワックス等のヘアケア商品。化粧品や日焼け止めにも含まれている事があります。

◦シリコンの効果

シリコンの効果としては髪をコーティングしてくれるので、手触りが良くなりまとまりがでます。

コーティングする事で摩擦から守ってくれたり艶が出ると言う効果もあります。

いい事ばかりに感じますが、逆を言えば

・コーティングする事でペタッとする

・重く感じる

・美容室での薬剤やトリートメントの浸透の邪魔になることがある

などのデメリットもあります。

シリコンの特徴として健康な髪(疎水性の髪)に吸着しやすい性質があるので洗い流しがあまいと、頭皮に残り痒みの原因になる場合も稀にあります。

個人的な意見としては、シャンプーは洗うことを目的として考えてシリコンフリーのシャンプーが頭皮トラブルが少なく、担当美容師さんの施術の邪魔にもなりにくいのでオススメかなと思います。

ただし、カラーやパーマの履歴もなく髪をしっとりまとめたい方にはシリコン入りシャンプーもありかなと思います。

・シャンプーの仕方

みなさんシャンプーはどのようにしてますでしょうか?

何ともザックリとした質問ですが、ここではオススメのシャンプーの仕方を紹介します。

◦シャワー

まずはしっかり流しましょう。

髪に付着した汚れの70%はこれで流れ落ちます。

その他に頭皮の皮脂も浮かせてくれるのでシャンプーの泡立ちが良くなりしっかりとシャンプーができます。

目安は2〜3分。

◦シャンプー

しっかり泡立てましょう。

泡立ちが悪いと汚れも落ちにくくなります。

あとは爪を立てずに指の腹で頭皮を動かすイメージでシャンプーすると血行も良くなり皮脂も取れやすく育毛効果に繋がります。

目安は3〜5分

◦シャワー

ここでもしっかり流します。

シャンプーの成分で洗い残してメリットのある物は基本的にないと思います。

痒みに繋がる可能性もあるので、洗い残しのないようにしっかり流しましょう。

目安は2〜3分

けっこう時間がかかる印象がありますが、ぜひ試してみてください。

・メンズ編

メンズのシャンプー選びやシャンプーの方法はどうすればよいか。

メンズの気になる点はズバリ薄毛だと思います。

ここではメンズにフォーカスしてお話ししていきます。

◦シャンプーの仕方

基本的には先ほどの方法と同じで、しっかり流す事。しっかり泡立てる事。洗い残しを気をつける事。が重要です。

それにプラスしてマッサージをする事により育毛効果が高まります。

美容室でのヘッドスパをイメージしてマッサージする事をオススメします。

◦シャンプー選び

シャンプー選びも重要です。

家族で同じシャンプーを使っていませんか?

安いからと市販品の女性用シャンプーをつかっていませんか?

女性が主に使うシャンプーは髪のことを考えて洗浄力の弱めなシャンプーもあります。

洗浄力の弱めなシャンプーだと毛穴に溜まった皮脂が取りきれず、酸化していき毛穴の詰まりにつながることもあります。

しっかりと皮脂の取れる洗浄力がある程度強めのクレンジング系シャンプーがオススメです。

その他にも、ヒオウギエキスやミノキシジル等の育毛効果のある成分が含まれているものが健康な髪を育てていくには効果的です。

今はAGAに注目したシャンプー(oggi ottoブラック)や毛髪の生え変わりのサイクルに注目したシャンプー(資生堂 THE GROOMING)もあるので試してみてもいいかと思います。

加齢臭や頭皮のにおいに着目したシャンプーもあるので、男性でも悩みに合わせてシャンプーを選べます。

・薄毛対策

男性もですが女性の方も薄毛を気にしている方が増えたと思います。

薄毛に関して重要なのは、「毛穴」「毛根」かなと思います。

そこに注目すると、洗浄力の強めなクレンジング系シャンプーを使いしっかり皮脂を取り除き、マッサージで血行を良くする事が重要です。

髪のダメージが気になる方は普段のシャンプーはヘアケアのできるシャンプーを使い、週に一度頭皮ケアに切り替えるというような方法もありだと思います。

シャンプーには女性に特化したもの、男性に特化したものと色々あるのでご自身にあったものを探してみるのがいいでしょう。

・まとめ

シャンプーは何に注目するかで大きく変わります。ヘアケアがメインなのか?頭皮ケアがメインなのか?女性?男性?毛質によっても変わります。

美容師さんは日々たくさんのお客様の髪をみて触っています。

いろいろな商材も見てきています。

今現在の悩みやなりたい髪、ヘアスタイル等相談してみると的確に返してくれる美容師さんがほとんどだと思いますのでオススメのシャンプーを教えてくれると思います。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です